どうでもいいはなしで、どうでもいいな〜と感じてもらえれば幸せなブログ


by kinokuni1
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「世界中年会議」

お疲れ中により、またまた引用です。
四元やすひろの詩です。
こんなこと考えながら食べるのかな?って感じですが、読み終わるとピザ食べたくなっちゃうんですよね〜!

混沌のピザ

煮えたぎるチーズのチーズの海から
せり上がるペパロー二の群礁
漂うオニオンと
音もなく降り注ぐオレガノ
鼻をつく鋭い匂いは忽ちのうちに広がって
彼方の座敷の掛け軸の前で
懐石料理に箸を差し出す和服の男が
顔をしかめてのけぞっている
だが恥じることはないのだ
洗練も風流も
一皮むけばどろどろの
のたうち回るマグマのなかに
眼も鼻も口も混ぜ合わせていて
ただ盲目の生への欲望だけを叫んでいる



糸を引くチーズを指にからめて
指の回りをべったりと赤く汚して
混沌のピザをがむしゃらに平らげると
からだの奥のどことも知れぬ暗がりから
ぽかりとげっぷが立ち昇る
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by kinokuni1 | 2005-09-25 10:33 | 8 おすすめの著