どうでもいいはなしで、どうでもいいな〜と感じてもらえれば幸せなブログ


by kinokuni1
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カテゴリ:7 物語( 7 )

電話の口実

突然の雷に通雨。

額も前髪も背中もグズグズになって

逃げるように軒先に駆け込む。
b0056518_22421459.jpg
なんで後30分後に降ってくれないかなぁ!と天気を呪ってみた

けど、いつかも、こういうことあったけな

あぁ、あの時は・・・



そうだ、久々電話してみようかな?

いい訳もできたし。

「雨、すごかったから電話してみたよ」
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by kinokuni1 | 2006-06-08 22:26 | 7 物語

純愛妄想日記 第3部

「…あのさっ!!!」
橘が急に明日香に声をかけた。
--からのつづき-----------------------

「・・・?」
立ち止まる明日香。

「あのさ、今度から、グラウンドに見に来ない?」
いつになく切羽詰まって言う橘は、
1月の切るように冷たい風が吹きつけているはずなのに、
耳まで紅く染まってる。

その様子から、明日香はほんのり嬉しい期待を感じたせいか、
少し勇気を出して聞くことにした。

「それって、橘君を見に行ってもいいって、こと…?」
本当は、恥ずかしさと、拒否されたら?という不安にふるえていた。
言いながら既に後悔が押し寄せてきて、まともに顔なんて見られない。

少し間があって、

→第4部につづく
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by kinokuni1 | 2006-01-23 21:16 | 7 物語

純愛妄想日記 第2部

あまり人が来ない屋上に人の姿が…
ーからのつづきーーーーーーーーーーーーーーーーー

それは、橘だった。

あまりに驚いて、
明日香はうっかり缶コーヒーを落としてしまう。

カラカラカラ…

風にのり転がる缶コーヒーの音が、2人の空間に響き渡った。

・・・・・・・・・・・
きまずい雰囲気が屋上に広がったように感じて、
焦った明日香は

「今日、部活なんじゃないの?」
と、聞いてみた。が、今までここで見ていたのを知られてしまったのではないかと恥ずかしくなる明日香。
お願いだから気付かないで!と願っていると、

「あ、今日は…ちょっと体調が良くなくて休んだんだ」
と、橘はいつものおっとりとした口調で答えるだけだった。

「…そっか」
明日香は、なんてつまらない質問をしたんだ、と少し後悔した。

なんだかこの場にいるのが苦しいような気がして、
「…じゃぁ、もぅ帰るね。」
と、明日香が帰ろうとした時

「…あのさっ!!!」
橘が急に明日香に声をかけた。
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by kinokuni1 | 2006-01-22 17:56 | 7 物語

純愛妄想日記

ともだちの現実逃避の賜物です。笑えたので載せます。

『あなたがくれた贈り物』第1部
   
明日香は途方に暮れていた。
平日は学校に通い、毎日大量のレポート提出に終われ、貴重な土日の休日も飲食店のアルバイトをし、身も心も疲れきっていた。

そんな明日香が、放課後の学校の屋上に一人でたたずんでいる。
というのも、屋上からサッカー部の練習風景を見るため、
いや、同じクラスの橘 隼人をみるためだ。

橘は目立つタイプではなく、顔もあまりいい方ではない。
だが、彼の穏和な性格とおっとりした口調に明日香の心は次第に惹かれていったのだ。

そんな彼は学校のサッカー部に入っていて、キャプテンなどというかっこいい立場ではなかったが真面目に頑張る橘の姿に明日香はますます惹かれていった。

というわけで、火曜日と金曜日は、缶コーヒーを飲みながら屋上からサッカー部の練習風景を見ることが明日香の唯一心が和める時間になった。

しかし、どうしてだろう?
今日はグラウンドに橘の姿が見当たらない。
毎日、誰より真っ先にグラウンドに行き、練習しているのだが・・・

もしかしてケガ?具合悪い?

疑問に思った明日香はグラウンドの隅々まで見回したが、
やはり彼の姿はない。

温かかったコーヒーもひんやり冷たくなってしまった頃、
あまり人が来ない屋上に人の姿が…

第2部へつづく→
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by kinokuni1 | 2006-01-18 21:36 | 7 物語

生まれたての冷たい風

くねくね道を
車の窓から顔を突き出し、
さっき、あの山の頂で生まれた
今年さいしょの冷たい風に、頬をなぶられているのです

きいろ・赤・深緑・こげ茶。
色々のトンネルは
葉の間からキラキラを降らせています

もうちょっと! 読んでね
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by kinokuni1 | 2005-10-30 21:22 | 7 物語

くらいのたくり

くらいのたくりが

腹のなかで
頭のなかで
心のなかで

ぞろりぞろりと
始終のたくっている

そんな魔物がいるという。

あぁ、そうやって、あなたは笑うが
その愛想笑いのように、ほんの少し無理をする、嫉妬をする、悲しい思いをすると、
そいつはゆっくり確実に大きくなり・・・

そして、
いつか

どうにかなるみたいですよ
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by kinokuni1 | 2005-10-11 23:18 | 7 物語

夜みちの話

暑さと疲労で、電車でとうとしていました

どのくらい寝ていたでしょう
目をこすり見回すと窓は夜になっていました。

前の席にはキレイに黒髪を結った色白の喪服を着た女性が座っています

あぁ、まだここか

まえの女性の着物が、とてもよく似合っているので何となく見ていると、
女性が横を向きました

きらきら、ぴかぴか、さらさら
黒髪というのは、こんなにも角度によって美しく輝くものなのか

夜の川の流れに反射する明かりみたい

けれど変ですね
黒髪のきらめきは、明かりに反射しているというよりは、その物が光っているように見えてくるんですから。じぃ〜っと見つめていると、女性の髪も着物も帯も夜空で出来ていることに気付きました

そして、この電車の外にあるもの全ても、夜空で包まれているのです。

そうやって、夜空に包まれて帰るのだから、夜道は優しいかえり道になるのでしょう
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by kinokuni1 | 2005-08-31 22:32 | 7 物語