どうでもいいはなしで、どうでもいいな〜と感じてもらえれば幸せなブログ


by kinokuni1
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やっと会えたね


そのもみじの葉が生まれる前から、
青いこけはひっそりとたたずんでいました

そうしてぶ厚く固い雪が少しずつ溶かされ、うっすらと太陽が見えるようになり、
周りの空気が柔らかになってきた頃

もみじの幹にもみじの葉が生まれたのです。

青いこけはまだ若いもみじの葉に色んなことを話して聞かせました。朝の光の素晴らしさや夜の星のおしゃべり、風の運んでくる向こうの花畑の甘い香りについて・・
一方もみじの葉は、新たな発見をすると、うれしくてうれしくて真っ先に青いこけに報告するのでした。

ずっとずっと、こうして青いこけともみじの葉は過ごしてきたのです。

それで、秋になってもみじの葉がすばらしく紅く染まった日

はらりぱらり
もみじの葉は青いこけの元へ落ちて行きました

やっと一緒になれたね

秋の小道の脇には、いつもこんな物語があるものです
b0056518_23331092.jpg

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by kinokuni1 | 2005-10-30 23:33 | 4 PHOTO

生まれたての冷たい風

くねくね道を
車の窓から顔を突き出し、
さっき、あの山の頂で生まれた
今年さいしょの冷たい風に、頬をなぶられているのです

きいろ・赤・深緑・こげ茶。
色々のトンネルは
葉の間からキラキラを降らせています

もうちょっと! 読んでね
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by kinokuni1 | 2005-10-30 21:22 | 7 物語
いまはただ、眠りたい

泥のようになって
あまいゆるいやわらかい無に沈み

深くふかく
いまは、眠りたい
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by kinokuni1 | 2005-10-17 21:15 | 2 雑記

くらいのたくり

くらいのたくりが

腹のなかで
頭のなかで
心のなかで

ぞろりぞろりと
始終のたくっている

そんな魔物がいるという。

あぁ、そうやって、あなたは笑うが
その愛想笑いのように、ほんの少し無理をする、嫉妬をする、悲しい思いをすると、
そいつはゆっくり確実に大きくなり・・・

そして、
いつか

どうにかなるみたいですよ
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by kinokuni1 | 2005-10-11 23:18 | 7 物語
兵隊はなぐればなぐるほど強くなり。
野間 宏(『真空地帯』/岩波書店)
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by kinokuni1 | 2005-10-05 01:43 | 3 今日の一言